ram’s blog

本と映画と絵画をこよなく愛する日々の記録

凧揚げ/国旗500円詐欺/小池龍之介『解脱寸前』

今朝はぐっすり眠り、またお雑煮を食べました。

 

凧揚げ

 

午前中はちょこちょこ仕事の準備をして、昼ご飯を食べてから、近くの公園まで凧揚げをしにいきました。

凧揚げするなんて、もう何年ぶりだったでしょうか。三〇年近く経つんじゃないでしょうか。最近の凧は進化しているのか、風に乗って、簡単にスイスイ空高くまで舞い上がりました。じつに快感でした。

途中で糸がこんがらがってしまいましたが、ベンチに座って解きほぐして、もう一度チャレンジしました。

と、その帰り道・・・

 

詐欺まがいの出来事に遭遇

 

 

手に小さな日章旗を持った外国人男女の二人組とすれ違いました。ニコニコ友好的な雰囲気で、国旗を手渡そうという素振りです。凧揚げの後で、気分が高揚していたのでしょうか。何となく嫌な予感がしつつも、つい、国旗を手に取ってしまいました。さて、それでバイバイ、となるかと思いきや、小さなカードを差し出してきます。

 

そこには、「私たちは聴覚障害者です。あなたたちとの文化に触れあいたいので、私たちの旗を500円で購入していただければ、すばらしい日本を知ることができると思います。どうぞ、ご協力よろしくお願いいたします」と書いてあったと思います。

 

ゲッと思いながらも、渋々財布の中を覗いてみますと、100円玉が4枚しかありません。おつりをもらうのも変な話ですが1000円札も無いので、その旨を片言の英語で申しますと、聞こえていないからでしょうが、「ウー、ウー」と言いながら、リュックの中からジャラジャラ100円玉を出してくるので、おそらくおつりを払うから1000円出せ、ということだったんでしょう。アホらしくなったので、国旗を突き返したら、受け取って消えていきました。

 

家に戻ってスマホで調べると、こういった詐欺が最近横行しているようです。旅行費を稼ぐためだと書いてありましたが、本当なんでしょうか?

 

解脱寸前?

 

気を取り直して、仕事の準備をちょっとやって、先日買った本の続きを読み終えました。小池龍之介の『解脱寸前』。

解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)

これまで小池龍之介の本は、何となく敬遠してきたのでした。けれども今回は、「私は存在しない」という言葉に惹かれて読んでみることにしました。これはラマナ・マハルシやニサルガダッタ、ラメッシといった人々の言っていることと同じですよね。普段自分が実践している瞑想と非常に重なる、と思いました。本の記述は、なるほど、と感じさせるところがいっぱいあります。実際に、参考になったり勉強になったりするところが非常にありました。

さらに驚いたのが、この本が出る少し前に、「(あとがきによると)仕事も住所も手放して、二五〇〇年前のインドの頃と同じく野宿の瞑想生活に入り、すべてが終わるときまで、しばらくの間、ひっそりと沈黙しています」と遁世しているということです。なかなかマネできないことだ、と思いました。自分は、毎朝の静かな瞑想を繰り返して、かまびすしい日常をくぐり抜けたいと思います。

 

今日の良かったこと

 

①仕事の準備をしたこと

②凧揚げを楽しんだこと

③ゆっくり過ごしたこと