ram’s blog

本と映画と絵画をこよなく愛する日々の記録

野見山暁治展/蓮實重彦/休日出勤

100歳記念 すごいぞ! 野見山暁治のいま

100歳記念 すごいぞ! 野見山暁治のいま

今日は、かねてから予約してあった、野見山暁治の展覧会に行ってきました。日本橋高島屋で開催されています。
以前から、存在は知っていましたが、実物の絵を見るのは初めてでした。昨年末に放送していたNHKの番組を見て、これは、見に行っておかなくちゃ、と楽しみにしていました。
あーいいなぁ、と思う絵と、「?」という絵、ただ、じーっといていたくなる絵がありました。
個人的にじーっと見とれてしまったのは、2020年に制作された『行ってしまった』という絵でした。『待ちぼうけ』というのもグッと来ました。『みんな友だち』もよかったです。タイトルがグッときたのは、『風の吹く階段』ですね。
詩を感じます。

展覧会の冒頭に野見山さんのコメントがありましたが、これらの絵のうちに「どう考えても身に覚えのない」絵があるそうな。

しかし、休日、絵の前に立って見ている幸福感を久しぶりにかんじました。いわゆるユーフィーリングです。

その後、丸善でお買い物。
蓮實重彦の「見るレッスン」という本を買いました。
感想は、また後日。
見るレッスン~映画史特別講義~ (光文社新書)
その後、茅場町までぶらついて、帰宅しました。が、さて、午後からのんびり本でも読もうと思ったところで、休日出勤をすることに。

今度はまた、茅場町よりずっと先の職場まで、トコトコ乗り継いで行ってきたのでした。