ram’s blog

本と映画と絵画をこよなく愛する日々の記録

加藤典洋『言語表現法講義』

加藤典洋『言語表現法講義』を読みました。

言語表現法講義 (岩波テキストブックス)


加藤典洋氏の、「書くこと」に対する誠実な姿勢に他の本で触れ、敬意を覚えました。読める限り読んでみようと、手に取ったのが、この一冊。


書くことは、僕にとっては趣味、慰め、プロの書き手に対する憧れ、引け目、そのすべてです。できることなら本当に最善を尽くして向き合いたいことです。加藤氏の講義からもその切々とした思いが伝わってきました。


この本に納められた、書くことについての様々な言葉は、自分もまた、まだまだ良い読み手、良い書き手になれる、さあ、読んだり書いたりしよう、ととても明るい勇気を与えてくれました。