ram’s blog

本と映画と絵画をこよなく愛する日々の記録

『素敵なダイナマイトスキャンダル』/「ヨブ記」

今日は、昨日の疲れを引きずらず、短い時間でしたが、よく寝ました。

少しのんびりしてから、近くの公園の中にある図書館に出かけました。

『生きる』末井昭

末井昭のダイナマイト人生相談』

『天才と死』荒木経惟

『聖書の名言100』綾瀬凛太郎

を借りてきました。その他いろいろと買い物を済ませて帰宅。

素敵なダイナマイトスキャンダル』を鑑賞しました。

素敵なダイナマイトスキャンダル [DVD]

様々な本のエピソードがちりばめられていて、楽しく見られました。

が、エピソードを並べることに終始していて、本を通して感じられた「味わい」はほとんど抜け落ちてしまっていると感じました。これまでの本の内容の確認みたいなものでしたが、どうしても見てみたかったのでよかったです。

 

まあ、あとは今日は書くべきほどのこともないのですが、

末井氏が自作の中で紹介していた千石剛賢の「父とは誰か母とは誰か」という本を拾い読みしていて、こんなくだりに出くわしました。

父とは誰か母とは誰か―「イエスの方舟」の生活と思想 (シリーズ〈家族〉 (3))

千石さんが80歳くらいのお婆さんをつかまえて、人生はいいこともあれば、悪いこともある、「紅白の縄をあざなえるがごとし」ですよね? と聞いたら、

あんたらね、なにを勉強してきとったか知らんけどな、そんなおかしなことを言わんとき。わてはな、八十なんぼまで生きてきたけどな、いいことなんか何もなかったわ。悪いことばっかりやわ。そやからな、わてらがはっきり言わしてもろたらね、人生は悪づくめや。だから、この世は苦や、という言葉が一番合うとるわ。あんたらのしゃべっていることはおかしいわ、

 

と、言われたと言うことが書いてありました。どうなんでしょうか? 「ヨブ記」を読もうと思っています。