何度か図書館で借りて、通読出来なかったので、購入しました。
行き帰りの電車の中で読んでいます。しかし、どれくらい、自分で考えることができているのか、それは、果たしてどういうことなのか?
ぼんやりしているうちに、時が過ぎていきます。
朝(といっても昼ですが)、エレベーターが来るのを待ってるマンションの廊下で、何も考えず、ただ数秒間立っていました。聞こえてくるのは、間断ない鳥の囀りだけでした。
個人的な世界に何が起こっても、世界はこうして静かなのだと思いました。子どもの頃、こことは別の、マンションの廊下でじっと立っていた、あの静かさとほとんど変わりなく、見分けも付かないでしょう。